しじみに含まれているアデノシンとは

しじみに含まれるアデノシンとは

しじみにはさまざまな栄養素が含まれていますが、その中にアデノシンというものがあります。これはホルモンのような活性作用のある成分で、アデニンという有機化合物と、リボースという糖が結合してできる化合物の一つです。

アデノシンの役割

アデノシンは人間の生体内において遺伝情報に関わる、非常に重要な役割を担っています。また、そのほかにもエネルギーを運んだり、伝えたりする役割もあります。

アデノシンの弱点

アデノシンの作用はカフェインによって抑制されます。カフェインが眠気覚ましに効果がある理由は、アデノシンが眠気を作り出す成分であり、その働きを抑える効果があるからです。
アデノシンの作用を抑制したくない場合は、過度のカフェイン摂取は控えた方が良いでしょう。

アデノシンの作用

アデノシンは細胞内などに存在するホルモンや、抗体を作り出す抗原などと結合して変化します。そうして細胞機能に変化を生じさせる物質と結合することにより、様々な働きをするわけです。
例えば、リン酸と結合するとアデノシン三リン酸となり、代謝を高めたり神経情報の伝達に重要な働きをし始めます。

精神を落ち着かせる

アデノシンにはドーパミンやセロトニンといった脳の神経伝達物質を補い、精神を落ち着かせる効果があります。ドーパミンは喜びや快楽を司る快楽物質ホルモンです。そして、セロトニンは精神を安静させて幸福感を生み出すホルモンです。
これらのホルモンを調整することにより、うつ病の改善や精神的なストレスの緩和にも効果があります。

眠気を誘発する

アデノシンには脳を覚醒させる効果のある神経伝達物質の一つである、ヒスタミンの放出を抑える効果もあります。
カフェインを摂取すると眠くなくなるのは、アデノシンがヒスタミンの覚醒作用を抑える最初の段階でブロックしているからなのです。

疲れを感じ、身体を休ませる

アデノシンとアデノシン受容体が結びつくと、心臓を休めたり、血管を拡張したり、筋肉をゆるめたりする効果があります。そうすると疲れを感じたり、眠気を感じるようになり、身体を休めようと思うようになります。

育毛効果

日本の一部の育毛剤にはアデノシンに育毛効果があるとして、アデノシンが配合されている商品があります。ただし、薄毛のタイプによって効果があるパターンと無いパターンがあるため自分の薄毛の原因を知っておくことが重要です。

アデノシンがあまり効かない薄毛タイプ

頭髪の成長をサポートする効果のあるアデノシンですが、効果が少ない薄毛のタイプもあります。それがAGA(男性型脱毛症)です。AGAは思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が薄くなってくる症状のことで、男性ホルモンの影響や遺伝が原因です。
アデノシンには毛母細胞(もうぼさいぼう)という、髪の毛を作り出す細胞組織を活性化してくれますが、AGAを抑える効果は期待できません。

アデノシンが効く薄毛タイプ

アデノシンには頭皮の血行促進効果があります。血行が良くなると新鮮な酸素を頭皮が取り込めるようになり、頭髪の成長を促します。
頭皮の血行が悪くなったことが原因で髪の毛が細くなっている薄毛タイプの方には、アデノシンの摂取が効果的です。
頭髪には成長期・移行期・休止期といったサイクルがあります。その中の成長期を伸ばすことで、より髪の毛が長く太く成長するようになるためです。

しじみで摂取するアデノシン

しじみに含まれるアデノシンは精神的に落ち着く効果があり、ゆったりとした良い眠りを誘発してくれます。ストレス社会の現代にぴったりの成分だといえるでしょう。

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