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しじみに含まれる栄養素

しじみには豊富なミネラルやビタミン、たんぱく質などが含まれています。中でもビタミンB2やB12、葉酸、亜鉛、鉄などが非常に豊富で、人体にとっても重要な栄養素です。内臓の働きに関わる栄養素、精神面や美容面に関わる栄養素のほか、妊娠授乳期に欠かすことのできない重要な栄養素も含まれている食材です。

ビタミンB2は成長期に重要

ビタミンB2は細胞の再生や髪や爪を作り出し、成長や全身の維持に関わる栄養素です。そのため、特に成長期の子供にとって非常に重要なビタミンです。また、大人にとっても脂質の代謝によるダイエット効果がありますし、肌や粘膜の健康をキープするため美容にも良い栄養素です。

ビタミンB12は貧血予防に不可欠

ビタミンB12は赤血球と結合して酸素を運ぶヘモグロビンや、細胞の遺伝情報が詰まった核酸、たんぱく質、アミノ酸などの合成をサポートする栄養素です。また、細胞が分裂するときにも不可欠です。骨髄では葉酸と協力し合い、新しい赤血球を作る働きもあります。
ビタミンB12が不足すると貧血が起こりやすくなりますが、そのまま放置して悪化すると悪性貧血になってしまいます。その症状は、下痢や息切れ、動悸、頭痛、耳鳴り、食欲不振などです。悪性貧血は特に妊娠中や母乳の生成時期に起こりやすいため、妊娠授乳期は特にしっかりビタミンB12を摂ることが重要です。

葉酸は妊娠授乳期に欠かせない

葉酸は赤血球を合成する、造血作用のある栄養素です。特に妊娠中は血液の量が増えるため、赤血球の生産が追いつかずに貧血を起こしやすくなってしまいます。葉酸をしっかり摂取することは、妊娠中の貧血予防につながります。
さらに、妊娠中だけでなく授乳中も葉酸は重要な働きをします。母乳の成分は血液ですので、葉酸を摂取すると母乳を作るサポートになります。
産後は抜け毛や肌荒れ、敏感肌になるなど、体調が変化する産後トラブルに悩んでいるという方も少なくありません。その点に関しても、たんぱく質を合成してくれる葉酸は活躍してくれます。

ビタミンEがホルモンを整える

ビタミンEには抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、肌や血管、内臓など全身の老化の原因となる物質である活性酸素を除去する働きです。
抗酸化作用で血液が綺麗になり血流が良くなると、血管が詰まったり血栓ができることによる動脈硬化や心臓疾患などの生活習慣病の予防に繋がります。さらに抗酸化作用で血液が綺麗になると体の隅々まで血液が巡るようになり、栄養や酸素が全身に行き渡るようになるため、肌荒れの改善にもつながります。
さらにビタミンEには、ホルモンの分泌やバランスを整える作用もあります。そのため、更年期障害や自律神経失調症などの予防や緩和にも効果があります。

亜鉛で味覚や免疫を正常化

亜鉛は免疫機能に関わりのあるビタミンAを体の中に留める効果があります。さらに、のどの痛みや鼻づまりなどの症状を緩和し、細菌を攻撃する白血球の働きをサポートも行います。
また、亜鉛は皮膚や爪の状態や、味覚を正常に保つために欠かすことのできない栄養素です。舌にある味を感じ取るための細胞は新陳代謝がとても活発で、4週間ほどのサイクルで生まれ変わっていきます。亜鉛はこの新陳代謝のサポートをしています。

鉄分は血液中の酸素を運搬する成分

体内から鉄分が不足すると、血液中の赤血球が酸素をうまく運べなくなってしまいます。そのため、貧血やめまいを起こしやすくなります。また、頭痛、動悸、息切れなどのほか、食欲不振、疲労、集中力の低下などに繋がります。

歯や骨を強くするカルシウム

歯と骨の主成分はカルシウムです。そのため、カルシウムが不足すると歯や骨の強度が弱まってしまいます。さらに、カルシウムは骨や歯だけでなく、筋肉や細胞にもかかわりがあります。
カルシウムが不足すると骨からカルシウムが溶け出していきます。そうすると、骨に含まれていたカルシウムが減少していき、神経バランスの乱れにつながりイライラしやすい状態になってしまいます。

しじみを食べて健康な体をキープしよう

しじみにはとても豊富な栄養素が含まれています。ほかにもたくさんの栄養素が含まれており、その多くが身体にとって非常に有効な働きをしてくれます。
さまざまな栄養素が関わり合って良い効果を生むため、多くの栄養素が含まれているしじみは健康維持のために非常におすすめの食品です。

【参考URL】
https://www.theoldvillageinn.com/effect.html

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