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二日酔いや健康に効果のあるしじみの味噌汁

しじみの味噌汁で二日酔い改善

しじみの味噌汁は二日酔いに効くと言われていますが、味噌汁だけ飲んで身は残してしまうという方も多くいます。二日酔いの朝に飲むとさっぱりして美味しいので、汁だけ飲んで満足してしまうというわけです。しかし、しじみはダシを取るためだけのものではなく、身にたくさんの栄養が詰まっている栄養価の高い食材です。
その栄養素の中には、二日酔いを改善するものもあります。

二日酔いとは

二日酔いとはお酒を飲み過ぎた日の翌朝に、頭痛や胸やけ、嘔吐感などを引き起こしている状態のことをいいます。これは大量にアルコールを摂取しすぎたことによる現象です。
お酒を飲むと肝臓がアルコールを分解して排出しようとしますが、飲みすぎると肝臓の働きが遅れていきます。そうするとアルコール分解後につくられるアセトアルデヒドという毒素の分解処理が追い付かず、二日酔いになるというわけです。

二日酔いには水分と塩分の摂取が大切

アルコールにより、胃腸障害や脱水などを起こすことも二日酔いの状態になる要因の一つです。そのため、水分と塩分を同時に摂取できる味噌汁は二日酔いに高い効果があります。適度な塩分(ナトリウム)はアミノ酸の吸収を助けてくれるため、アミノ酸が豊富に含まれているしじみと味噌汁の相性は良いというわけです。
また、しじみの成分が味噌汁に溶け出すことで吸収しやすくなり、即効性がアップするというメリットもあります。

二日酔いに効果のあるタイミング

しじみの味噌汁を飲むタイミングは、二日酔いになる前がベストです。飲み過ぎたと思ったら、寝る前などにしじみの味噌汁を飲んでおくと、肝臓の働きをサポートしてくれます。

しじみの味噌汁に含まれる栄養と旨味

しじみの味噌汁には多くの栄養素が含まれています。しじみには貧血を予防する鉄、骨や歯の形成に必要なカルシウム、老化防止に効果のある亜鉛の他にも、ビタミンB群、オルニチン、タウリン、ミネラルなどが含まれています。また、味噌汁には美肌に効果のあるたんぱく質やビタミン、血液を綺麗にしてくれる大豆ペプチドなどが豊富に含まれていますので、相乗効果で健康や美容に良い効果があります。

豊富な旨味成分による相乗効果

しじみに含まれているアラニンやグルタミン酸は旨味成分である非必須アミノ酸です。そして、味噌には必須アミノ酸9種類が含まれています。また、大豆たんぱくが分解してできたグルタミン酸が含まれ、塩味・酸味・甘味の調和した味わいが味噌の特徴です。旨味成分は複数を組み合わせることで、より深い味わいを得ることができるという特徴があります。日本料理では昆布出汁をとった後、さらに鰹節やシイタケなどで出汁をとりますが、それは複数の旨味成分を組み合わせた方が圧倒的に美味しくなるためです。
しじみと味噌に含まれる複数のアミノ酸により相乗効果が生まれ、よりおいしい味噌汁ができあがるというわけです。
また、アミノ酸は旨味だけでなく肝障害を改善したり肝臓の再生を促進するほか、酵素の働きをサポートし血液の流れを綺麗にしてくれる栄養素でもあります。

コレステロールを抑制して健康に

コレステロールは脂質の一種で、身体にとって必要な成分の一つです。しかし、全身のコレステロールが増加しすぎると血液がドロドロになり、血管の壁に蓄積し、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の原因になります。
しじみに含まれるオルニチンは、肝機能を正常にするサポートをしてくれます。肝臓の働きが正常になると血液が綺麗になり、コレステロールのバランスが調整されるようになります。また、味噌に含まれるリノール酸と大豆サポニンも血中コレステロールの上昇を抑える効果があります。
味噌としじみに含まれる栄養の相乗効果により、綺麗な血液を作り出し、コレステロールのバランスを調整することが病気の予防につながります。

健康や美容のサポートにも

しじみと味噌の相性は、旨味という意味でも健康や美容という意味でもかなり良いといえます。味噌汁は日本人にとって日常的に摂取しやすいメニューの一つなので、味噌汁を作るときはしじみを具にすることをおすすめします。

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